話題の「プリン体ゼロ糖質ゼロ」発泡酒を各社飲み比べてみた!

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話題の「プリン体ゼロ糖質ゼロ」発泡酒を各社飲み比べてみた!

肝臓の数値に問題の無いまりもです。こんにちは。
友人が痛風になったようです。きっとお酒の飲み過ぎですね。自業自得です。まりもさんは尿酸値も無問題です。
とは言え可哀想なので、各社から発売されていま話題の「プリン体ゼロ!糖質ゼロ!」のビール(発泡酒)を比較飲み比べてみました。
痛風でも酒は飲みたいクズの皆さんに是非参考にしてもらいたいと思います。

飲み比べの条件

まずは、今回の飲み比べの条件を書いていきたいと思います。

■飲む人について。
簡単にですが、わたくしこと、まりもの酒的な紹介です。

・ほぼビールと日本酒しか飲まない。
・たまに泡盛飲む(開発中)。主に残波黒(通称ザンクロ)。
・焼酎なにそれおいしいの。
・普段は「サントリー金麦 糖質75%オフ」を愛飲。
・お金があれば「キリンラガー」「キリンクラシックラガー」を飲む。
・Premium系はあまり好きじゃない。
・休肝日は月曜日。


■飲む順番について
ビールをたくさん飲むうえで非常に重要な"飲む順番"を決めます。

今回のプリン体ゼロ糖質ゼロのゼロ戦争(ここからは略してゼロ戦と呼びます)は、元はといえばSAPPOROの商品「極ZERO」が端を発します。
第3種ビールとして発売された極ZEROが発泡酒認定されてしまい、価格を上げて発泡酒として再発売。
値段が上がったにも関わらず売れ行きが良かったから、イケる!と踏んだ各社がゼロ戦に参戦。
というのが今回の流れです。

個人的なこと言いますが、サッポロホールディングスが差分の税金を払い株価が暴落したときリアルタイムでチェックてて、これは巻き返す!と確信してたのにポジらなかったことを後悔してます。詳しくはggrks
まあこの話は置いといて・・・。

上記の流れから、あくまで基準は「SAPPORO 極ZERO」としたいので、1番最初は極ZEROにします。
それ以外の順番ですが、肝臓の数値も尿酸値にも異常が無い、俺ことまりもさん的な贔屓メーカーは、

キリン>>サッポロ>>>>サントリー>>>>>>>>>>アサヒ

となっております。
ということで、個人的贔屓を是正するために、

1. サッポロ「極ZERO」
2. アサヒ「スーパーゼロ」
2. サントリー「おいしいZERO」
4. キリン「淡麗 プラチナダブル」

の順で飲んでいきたいと思います。


■飲む状況
これも非常に重要。TPOでお酒の美味しさは変わってしまいますし。

・平日休みの午後1時より開始。
・午前10時にガッツリ目の食事を済ませている(吉野家並牛丼かるめネギだくおしんこ味噌汁セット490円)
・若干の空腹気味
・おつまみ一切なし
・味や感想は飲みながらリアルタイムでメモ。
・飲むたびにグラスは水洗いし、冷凍庫で10分冷やす
・各ビールももちろん冷えてる。
・キリン推奨の3度注ぎをする(詳しくはこちら→キリン公式「三度注ぎ」のビールはなぜおいしいのか
・まりもさんは自宅で1人ネットサーフィンしてる。BGMはゲー音。

以上が今回の条件です。
前置きが長くなりましが、ゼロ戦飲み比べ!行ってみましょう!




サッポロ「極ZERO」

丸山ダム

まずは事の発端であるサッポロ「極ZERO」から。
アルコール度数は4%。今回の4選手の中では1番低いです。
箇条書きで行きます。


・炭酸弱め。のどごし微妙。
・泡立ち微妙。
・甘さがちょっとある。
・苦味若干感じる。
・あっさり。すっきり。コクは無し。
・さらっとしてるけど甘みが残る。嫌な感じじゃない。
・麦感はゼロ。

あまりいい評価ではないですけど、とりあえずこれが基準になります。
では続き、はりきって行きますか。




アサヒ「スーパーゼロ」

丸山ダム

1本目はさくっといただきまして、2本目です。
個人的に1番合わないメーカーのアサヒが出してるZERO発泡酒です。
アルコール度数はサッポロとはうって変わって5.5%。ゼロ戦とは別に加熱してるアルコール度数の強いビール戦争の流れも汲んでると思われます。


・とにかく匂いが強い。出始めのころのまっずいノンアルビールみたいな、あまったるいモンブランの様な匂い。
・後味もしつこい。喉と鼻に抜ける香料の匂い。
・のどごしも良くない。
・味はあっさりだけどとにかく匂いがしつこいからそっちに引っ張られる。
・苦味はない。あるかもしれんけど匂いに消される。
・泡立ちは良い。炭酸もまあまあ。
・アルコール度数のせいかもしれないけど他と比べるとコクはあるほう。
・麦感はゼロ。

好きじゃないメーカーということを考慮しても、ちょっと許しがたい味でした。




サントリー「おいしいZERO」

丸山ダム

アサヒのが5.5%だったせいか、3本目からちょっと酔いが回ってきました。
サントリーのはアルコール度数5%。一般的なビールと同じです。
それでは行ってみましょう~。


・アサヒのと同じ系の匂いがキツイ。でも飲むとそうでもない。飲んだらスーッと消える。
・でも、匂うとキツイ。
・よくわからんかけどなぜか風味がお茶みたい。ハーブ系?
・麦感ゼロ。もしかしたらお茶みたいな風味は麦なのかも。
・さらっとはしてる。苦味はない。これも匂いに消されてるかも。
・炭酸まあまあ。のどごしもまあまあ。

3本目で負け戦な気がしてきました。




キリン「淡麗 プラチナダブル」

丸山ダム

ラストです。キリンの。
アルコール度数は5.5%。アサヒのと同じです。
ネーミングはキリン発泡酒の主力商品「淡麗」を受け継いでます。既存シリーズの継承として出したのはキリンだけ。キリンの本気をうかがえますね。


・炭酸まあまあ。のどごしは一番いい。
・アサヒとサントリーほどじゃないけど匂いはある。でもまあ許せるレベル。
・キレは良い。苦味はあまりない。
・アサヒと同じアルコール度数だけどコクではアサヒに負けてる気がする。
・後味はスッキリしてる。飲みやすい。
・甘くないけどリキュール感がすごい。
・泡立ちサイアク。
以上です。




4社ゼロ発泡酒飲み比べまとめ

まずはじめに。
今回の飲み比べ感想はあくまでも私見です。それを踏まえて・・・、

正直、途中からもう止めたい気持ちでいっぱいでした。
結論から言いますわ。


サッポロ圧勝。
他は全部まずい。びっくりするくらいまずい。


このブログを書く気まんまんで午前中に酒屋行って全種類買ってきて、満を持してやってみた結果がコレですわ。
こっから先は強いて言います。


一番マシだったのはサッポロ「極ZERO」
さすが、ゼロ戦のパイオニアといったところ。
なぜこの商品を4%で出したのか、商品が持ってるコンセプトを感じさせる味だった。
正直、プリン体ゼロ糖質ゼロの発泡酒にコクだの深みだのは求めてないんだよね。そこは妥協済み。
なので、そこはあえて捨てて、毎日飲めるカジュアルな炭酸飲料に落とし込んでる。


ほか3社は後追いなうえに求めすぎ
サッポロ以外の3社商品はどんぐりの背比べ。僅差だけど、

キリン>サントリー>>>アサヒ

だった。特にアサヒのまずさが際立った。
多分、各社ともこの商品に「飲みごたえ」とか「コク」を足したかったんだと思う。
それが先発商品だったサッポロの極ZEROに対する差別化だったんだと思う。
だから香りを強めにしてアルコール度数も高めに設定されてた。だけどそれが裏目だったな。という感想。

そう、プリン体や糖質気にするクズはほぼ毎日飲むから、毎日飲めるやつを選ぶんだよ。
なのに、こんな匂いのキツいくっさいビールは選ばない(主観)。




総評

全部飲み終え、トイレを我慢しながらこのブログ書いてます。


WBSでキリンの担当者が言ってました。
「この商戦に生き残るのは4社のうち2社の商品だと思う」

これが当たるとするなら、私的には多分サッポロとキリンだと思います。




我慢できないので、口直しにいただきます。

丸山ダム